横浜ゴム、本社機構がISO14001を取得

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横浜ゴムは、同社の本社機構が環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得したと発表した。

横浜ゴムグループは、昨年4月にスタートした新中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」の基本方針に「トップレベルの環境貢献企業」を掲げ、世界全拠点での高度で同質の環境経営を目指している。今回、環境経営の要である本社機構が認証を取得したことで、今年3月末時点での認証取得拠点数は、国内12拠点、海外6生産拠点となった。

本社機構の認証取得に当たっては「ISO14001−2004年版」で新たに定義された「環境に影響を及ぼすことのできる環境側面(間接的に影響を及ぼす環境側面)」に重点を置くとともに、環境貢献を本来業務とし、目標を「見える化」する活動を展開した。

具体的には、購買部門は「グリーン調達率」、販売部門は「販売における環境貢献商品率」、人事部門は「環境教育の受講終了率」などの目標を明確にし、活動に取り組んできた。2006年度の本社機構の活動目標は63件にのぼった。

また、紙、ゴミ、電気などの「直接的に管理できる環境側面」についても、「MD活動(ムダ取り)」と連携することで削減に努め、2006年度に廃棄物前年度比17%、消費電力同10%の削減に成功したとしている。

認証取得活動は昨年3月にスタートし、約1年間に渡って活動を展開してきた。

《レスポンス編集部》

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