【D視点】子供にもてる楽しみ…YES! ロードスター

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 未来を期待させるベンチャー企業

情報産業に関連した虚業のビジネスで巨額の金をかき集めた一部のヒルズ族は、明るい未来を期待させるべきベンチャー企業のイメージを最悪のものにしてしまった。

小型スポーツカーYES!を生産するファンク&ウィル社も、2000年に創設したばかりのベンチャー企業だが、大量生産ではかなえられないユーザーのクルマへの夢を、現実のクルマに仕立てるために起した会社。

ファンク(Funke、フンケ。仮名書きは日本代理店に従う)とウィル(Will、ヴィル)という二人の技術者が中心となり、少量生産の高性能な小型のクルマに特化して、デザイン、設計、製造そして販売、さらにスープアップのサービスもしている。

ファンク&ウィル社は、ドイツのドレスデン郊外グロッセンハイムにあり、歴史的な航空機格納庫でYES!を生産し、滑走路をテストコースにするなど興味をそそられる。

YES!は、Young Engineers Sports carの頭文字。イエスという言葉は、クルマのネームとしては奇妙だが、ミッキーマウスのようなグラフィックスとマッチしており、ありがちな脂臭い技術屋ではなく、お洒落心のある技術屋を目指しているのがわかる。

ベンチャー企業は、フンケ&ヴィル社のようにモノ作りのビジョンなどにより、閉塞した現状を打破する若者の活動の場でありたい。このような活動であればこそ、支持する甲斐もあるというものだ。成功を祈りたい。

《松井孝晏》

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