【D視点】子供にもてる楽しみ…YES! ロードスター

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 人生もう一度冒険したい人に!

近頃のクルマはつまらなくなったとぼやいている人に、ドイツ、ファンク&ウィル社の『YES! ロードスター1.8』はお薦め。正規輸入は2004年からだが、まだ日本で走っているのは数台というレアもの。

全長3630mm×全幅1850mm×全高1160mmと超コンパクトながら、走る芋虫のようなデザインはインパクト抜群だし、小型のガルウイングドアを跳ね上げるとバッタのようにも見えるのが楽しい。

アルミスペースフレームに、フォルクスワーゲン製のDOHC5バルブ直列4気筒ターボエンジンをミッドに搭載したオープン2シーター。スタンダードモデルのYES! ロードスター1.8、軽量版「YES! クラブスポーツ」、そしてレーシングモデル「YES! CUP/R」の3ラインナップとなっている。

スタンダードモデルでも並の性能ではないが、最もホットなCUP/Rは、わずか585kgのクルマに2.0リットル340馬力のエンジンを搭載しており、デザイン同様、スペックも想像を絶する凄さだ。なお本国では2006年末で1.8リットルモデルの生産は終了、6気筒3.2リットル搭載の「ロードスター3.2」、同ターボ搭載の「ロードスター3.2ターボ」に進化している。

運転フィーリングはダイレクトで、昔のレースカーを今でも造っている少量生産のクルマに通じるが、お国柄によるテイストの違いはある。操縦を堪能するには、オーダーメイドのスーツのように数々のチューニングが必要だが、じゃじゃ馬を乗りこなす快感は堪らないであろう。

車両価額は1000万円オーバーと、面白がって買うには荷が重いが、人生もう一度冒険したい人は、YES!の日本の輸入元、オートリーゼンを訪問するのもよい。このクルマを見つけた子供は、大人の戸惑いなどよそに追いかけてくるので、久々に「もてる」楽しみも味わえる。

《松井孝晏》

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