フォードが考える新世代のミニバンとも呼べる、『フレックス』がNYオートショー(ニューヨークモーターショー)で発表される。
フレックスはフォードが05年のデトロイトショーで発表したコンセプト、『フェアレーン』をベースにしたクロスオーバー。今年9月から市販が予定されている。年間販売目標は10万台だという。
フレックスは従来のCUVと比べるとサイズはやや大型、片側が観音開きのドアとなっている。シートは3列で、最大8人乗り。その名の通り、シートポジションが様々にアレンジできる。
フォードでは今年ミニバンモデルの『フリースター』、『モントレー』の生産中止を決定しており、フレックスはミニバンユーザーを狙った、よりフレキシブルでスタイリッシュなファミリーカーとしての位置づけとなりそうだ。
噂ではフレックスのリンカーンバージョン投入も予定されている、というが実現は来年以降となりそう。ミニバン離れが加速している米国で、新しいミニバンの形としてこうした自由度、キャパシティの高い車が今後注目される可能性も。