気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年3月23日付
●公示価格16年ぶり上昇、大都市、過熱感も(読売・1面)
●日中経済協会長に張トヨタ会長(読売・101面)
●高速道SAごみ監視へ、中日本高速会社、持ち込み対策でカメラ新設(読売・38面)
●新型エンジン搭載、トゥーラン VW発表(産経・8面)
●「エタノール利用経産省の政策通り実行」石連会長環境省に反論(産経・10面)
●ホンダが15車種39万台リコール、エンジン火災も(産経・29面)
●ハイブリッド部品工場計画、トヨタ、北九州に(東京・6面)
●マツダが中期計画「2010年度、営業益2000億円超」(東京・6面)
●旭硝子、ロシアで6割増産、建築用板ガラス 製造窯を新設(日経・13面)
●塗料にDNA 車を特定、ひき逃げ班犯逃がさず、名市大や日産実用化めざす(日経・15面)
ひとくちコメント
桜の開花とともに人事の季節がやってきた。財界団体の日本商工会議所は山口信夫会頭(旭化成会長)の後任に岡村正東芝会長が就任する人事を内定。日商会頭は東京商工会議所会頭を兼務するのが慣例となっており、岡村氏は7月に東商副会頭に就任、11月に東商、日商の会頭に就く。
一方、日中経済協会は、都内で理事会を開き、張富士夫・トヨタ自動車会長の会長就任を正式に決定した。21日付の東京朝刊が速報、きょうの読売、朝日などが報じている。
会長のポストは1月に前会長の千速晃・新日鉄会長が任期途中で死去したことから空席となっていた。きょうの朝日によると、「6月末でいったん満了するが、張会長は再任される見通し」という。現在、張会長は経団連副会長、自工会会長などの要職に就いているが、また1つ重責を担うことになる。