【新聞ウォッチ】07春闘大詰め---トヨタ、賃上げは容認、満額は困難

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年3月6日付

●株1万7000台回復(読売・2面)

●厳しい大幅賃上げ トヨタも「満額」困難 07春闘(読売・9面)

●名古屋のタクシー禁煙 大都市圏で初(読売・37面)

●新環境規制、ドイツ苦戦、EU、CO2排出削減強化 稼ぎ頭高級車直撃(朝日・13面)

●排ガス対策「重点地区」NOx法案 3大都市圏の知事が指定(毎日・1面)

●トヨタ会長らと雇用対策で懇談、安倍首相(毎日・2面)

●ホンダ、中国の変速機工場稼働、外資で初(日経・11面)

ひとくちコメント

2007年春闘の労使交渉が大詰めを迎えているが、トヨタ自動車は労働組合が要求する月1500円の賃金制度改善(実質的なベースアップ)に対し、昨年と同額の月1000円で回答する方針を固めたという。

きょうの毎日などが報じているが、14日の経営側回答まで「さらに上積みを求めていく」(日経)模様だ。トヨタは2年連続の賃上げ容認となるが「満額は困難」(読売)との見方が広がっている。

「満額」ではないものの、トヨタが賃上げを容認する姿勢を示したのは交渉の行方のリード役でもあり、「個人消費の低迷や、従業員の士気向上などを総合的に判断した」(毎日)という事情もある。

《福田俊之》

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