トヨタ、中国で環境保護賞の授賞式を実施

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トヨタ自動車、中国共産主義青年団中央(共青団中央)、中華全国青年連合会(全青連)は、2005年7月に共同で創設した「中国青年トヨタ環境保護賞」の2006年度表彰式を北京大学で開催した。

同賞は、「みんなの地球、みんなの責任」をテーマとし、中国の青年層を対象に、環境保護活動の提案を募集し、優秀プロジェクトを選定・助成するプログラム。受賞者には環境保護活動のための奨励金や、日本への研修旅行の機会が与えられる。

トヨタは同賞に対し、2005年度から3年間に渡って毎年350万元(約5000万円)を提供している。

2006年度は中国の環境専門家、環境関連記者等からなる選考委員会が、中国全土から寄せられた200件を超える応募の中から、「トヨタ特別賞」1件、「一般助成賞」10件、「貢献賞」20件を選んだ。

トヨタ特別賞を受賞した「中国大学生環境教育基地プロジェクト」は、北京大学の学生が中心となり、環境保護への取り組みを社会に広めるための情報交換や人材育成の場を作るプロジェクトだ。

表彰式には胡春華共青団中央書記処第一書記、宮本雄二在中国日本国大使や全青連幹部、政府関係者、北京大学関係者、学生など約300人が参加した。挨拶に立ったトヨタの稲葉良副社長は「2年目となる今回は、プロジェクトの応募数並びに内容とも、昨年を上回り、今後、受賞プロジェクトの活動が、環境保護に大きく貢献することを期待している」と述べた。

《レスポンス編集部》

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