トーヨータイヤターンパイク(箱根ターンパイクを改称)は、次世代料金徴収システム「IBAサービス」を導入した。サービスに登録したユーザーは運転中に財布を開く必要がなく、、ハンズフリー&キャッシュレスで通行可能となる。3月1日から登録受付を開始した。
ターンパイクの料金所では、ETCとは違い必ず一旦停止する必要がある、正しく決済されると、パトライトが点滅するようになっている。
IBAサービスを使って料金所を通過すると、ユーザーの携帯電話にターンパイクからメールが届き、周辺の観光情報や割引クーポンなどが入手できる。
特典は、ビューラウンジでのフリードリンク200円引き、近くのガソリンスタンドでのガソリンの割引、箱根周辺の美術館の入場料割引、箱根周辺の日帰り温泉の入場料割引など、様々ものを企画中。トーヨータイヤターンパイクでは、IBAサービスの導入で地域の活性化につなげていきたいとのこと。
IBAサービスは、三菱商事、NTTデータ、三菱電機の3社が共同で出資する「ITS事業企画」が展開するサービスで、現在高速道路で利用されているETCのユーザー登録情報を利用し、駐車場、ガソリンスタンド、ドライブスルー、デパートなどでの決済を可能とする。
サービスを利用するにはETC車載器と事前申込が必要だ。また料金の決済はETCカード経由ではなく、IBAサービスに登録したクレジットカードから引き落とされる。
●IBAサービス
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