「『デリカD:5』のインパネは、大きな2つのカタマリを勘合させています」と語るのは三菱自動車デザイン本部デザイン推進部の安井淳司さん。
「センターパネルは操作系を集中させ、見やすいメーター、大容量のグローブボックスとそれぞれの機能や使い勝手を活かし、カタマリとしてまとめ、その形状、構成を繰り返し検討しました」
「通常インパネ上面はフラットなデザインしますが、デリカではグローブボックスからメータークラスターにつながる大きなカタマリに、センターパネルのカタマリが勘合しています。センターパネルは、コンピュータの筐体のイメージです」