2007年ダカールラリーは21日、セネガルのダカール郊外で全行程を終了した。4輪部門はチーム・レプソル三菱ラリーアートから出場のペテランセルが総合優勝。2位にアルファンが続き、三菱自動車チームは1-2フィニッシュを飾った。三菱自動車チームは、自らが持つ大会記録を更新、7年連続・12回目の総合優勝。総合3位にはシュレッサーが入った。三菱の増岡は5位でフィニッシュ。カミオン(トラック)部門はステイシーが優勝、菅原照仁が9位で日本人最高位、排気量10リットル以下でクラス優勝。2輪部門はデプレが優勝、日本人最高位は124位の大橋輝之だった。大会16日目・最終日は午前7時15分に2輪部門の最下位のライダーからダカールの最終ビバークを出発。三菱自動車チームの『パジェロエボリューション』4台は、ペテランセル、アルファン、増岡、ロマという総合成績の順でランデブー走行を見せた。2007年ダカールラリーで完走を果たした競技車両は、4輪部門109台(出走185台)、2輪部門132台(同247台、4輪クワドバギー含む)、カミオン(トラック)部門59台(同85台)、合計300台(同517台)。完走率は全体で58%(4輪部門では59%)と、ダカールラリーとしては高い水準の大会となった。SS走行距離合計:4309km総走行距離:7915km●4輪部門総合順位:ドライバー(車両)/タイム1:ペテランセル(三菱パジェロエボリューション) 45時間53分37秒2:アルファン(三菱パジェロエボリューション) 7分26秒3:シュレッサー(シュレッサー・フォード) 1時間33分57秒6:増岡浩(三菱パジェロエボリューション) 2時間44分31秒25:三橋淳(トヨタ・ランドクルーザー) 14時間30分49秒40:山田周生(トヨタ・ランドクルーザー) 18時間52分28秒59:篠塚建次郎(日産パスファインダー) 28時間37分59秒68:片山右京(トヨタ・ランドクルーザー) 33時間00分33秒●カミオン(トラック)部門順位:ドライバー(車両)/タイム1:ステイシー(マン) 54時間03分05秒9:菅原照仁(日野) 11時間02分4213:菅原義正(日野) 12時間32分45●2輪部門順位:ライダー(車両)/タイム1:デプレ(KTM) 51時間36分53秒124:大橋輝之(ヤマハ) 44時間08分46秒126:桐島ローランド(ヤマハ) 44時間53分19秒※1位のタイムはSS合計所要時間とペナルティの合計※2位以下のタイムはトップとの差