日産自動車は、同社の「VQ35HRエンジン」(3.5リッターV6エンジン)が、米国ワーズ社のワーズ「10ベストエンジン」賞を受賞、デトロイトで開催中の北米国際オートショーにあわせ、現地で授賞式が行われたと発表した。
日産のVQエンジンは、世界で唯一13年連続の受賞となった、今回の受賞は2007年モデルの新型インフィニティ『G35』に搭載されているVQ35HRエンジンが評価された。
VQ35HRエンジンは、新型インフィニティG35(日本名=日産『スカイライン』)に搭載され、昨秋より販売されている。
同エンジンは、VQエンジンの「軽く滑らかに吹け上がる」というコンセプトを引き継ぎ、エンジンブロックなどの主要パーツを含め、エンジンの基本寸法から見直したFR車専用の全く新しいエンジンとして開発したもので、V型6気筒のクラストップとなる7500回転まで持続しながら伸びていくパワー、気持ちの良い加速音やアクセル操作に対して思い通りに反応するレスポンスの良さが特徴だ。