毎年デトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)の開幕に合わせて行われる北米カーオブザイヤー、トラックオブザイヤーの投票が今年も行われ、カー部門ではサターン『オーラ』、トラック部門ではシボレー『シルバラード』がそれぞれ選ばれた。(既報)
カー部門の最終候補となったのはホンダ『フィット』、トヨタ『カムリ』を合わせた3モデルで、トラック部門の最終候補はフォード『エッジ』、マツダ『CX-7』だった。
受賞したオーラ、シルバラードはどちらもGMのモデルで、ダブル受賞を過去に果たしたのは昨年『シビック』と『リッジライン』で受賞したホンダだけである。
今回の受賞は、今年トヨタに世界一の自動車メーカーの座を奪われる事がほぼ確実ながら、「何としてもその地位を死守する」と誓ったGMにとっては嬉しい報せ。どちらも強敵と考えられていたライバルに競り勝っての受賞だけに、その意義は大きいようだ。