日産自動車は、11月20日に発売した新型『スカイライン』の累計受注台数が、発売後約1カ月の12月17日時点で6612台となり、月販計画1000台の6倍以上となった。
同社の志賀俊之COO(最高執行責任者)は「新型スカイラインは、市場環境が厳しい中、我々の販売計画を大幅に上回る注文を頂いている。商品としての魅力に加えて、我々が訴えかけた、『日本のクルマにときめきが帰ってくる』というメッセージが支持されたものと思う」としている。
また、スカイラインはインフィニティ『G35』として北米や韓国で11月から販売を開始し、両方のマーケットでも高い評価を受け、北米では自動車専門誌主催の「2007 ALL-Star」「10 Best」を、韓国では有力自動車専門誌出版社主催の「Car of the Year」「Import Car of the Year」をそれぞれ受賞している。
スカイラインを生産する栃木工場では受注が好調に推移しているため、来年の1−3月に約3000台の増産を計画している。
北米での累計販売台数は12月13日現在で約4500台。