BMWグループは、18日から開幕する北京国際自動車ショー「オート・チャイナ2006」で『5シリーズ』のホイールベースを延長した「530Li」、「525Li」、「523Li」を初公開する。
これらは中国市場のためだけに開発された、スポーティな運動性能と高級なビジネス・セダンのインテリアを合わせ持つモデル。
ロングバージョンは中国で成功を修めている現行の「5シリーズ」に比べ、140mmホイールベースが拡張されている。ボディは、BピラーとCピラーとの間を伸ばしている。この新型モデルでは、後席の乗員は拡大された空間と、最高の標準装備による快適性を得ることができる。高品質ダコタ・レザーを使用したシートとドア・トリムは、スタイリッシュだ。
530Liと525Liには、新たに開発した統合エンターテインメント・システム、DVDプレーヤー、運転席・助手席に統合された8インチスクリーン、冷蔵庫などを標準装備する。
エンジンは最新の直列6気筒エンジンを採用した。530Liの3.0リトルエンジンは、258bhpを発生、525Liの2.5リットルエンジンの出力は、218bhpで、523Liが177bhp。
5シリーズのロングバージョンはミュンヘンのBMW開発センターでデザインされた。これらは中国市場向けにBMW3シリーズを生産している、中国北東の瀋陽工場で生産される。
このほか、ニュー『X3』をアジアで初めて出展、マイナーチェンジした『Z4』なども出展する。