SEMAショーの三菱ブースでは、11月に北米で発売されたばかりの『アウトランダー』をエボリューションモデルに仕立てた『エボランダー・コンセプト』がお披露目された。
カリフォルニア州サイプレス市にある「ミツビシ・リサーチ・アンド・デザイン・オブ・アメリカ(MRDA)」が作り上げたエボランダーは、北米仕様のアウトランダーにのみ搭載される220hpの3.0リットルMIVEC-V6エンジンにロードレース・エンジニアリング社製ターボキットをプラス。300hpまでパワーアップされている。ドライブトレインは、パドルシフター付6ATと電子制御4WDシステムの組み合わせだ。
「アーバン・パフォーマンス」をテーマにしたエクステリアはランエボのエッセンスを活かし、メッシュグリル、エアーインテーク付ボンネット、前後スポイラー、サイドスカートを装填。オーバーフェンダーで28mm車幅を広げ、足元は20インチのOZホイールとブレンボ社製6ポッドブレーキで固められている。
このエクステリアのデザインは、将来的には「ラリアート・バージョン」としてアウトランダーのラインアップに加わる可能性もあるとのことだ。