いすゞ自動車は、大株主だった三菱商事が、トヨタ自動車へ保有するいすゞ株式の売却で、出資比率が9.26%に低下する可能性があると発表した。
三菱商事は、10月3日にいすゞのI種優先株式の取得及び普通株式交付をいすゞに請求、議決権比率で15.65%出資する筆頭株主となった。三菱商事は、いすゞとトヨタの資本提携の合意を受けて、保有するいすゞ株式のうち、11月10日に6000万株をトヨタに売却する。
今後、他の株主によってI種優先株式の取得請求が進み、全てが転換された場合、三菱商事のいすゞへの出資比率は議決権ベースで9.26%になる。