三菱自動車は11日、次世代電気自動車の研究車両『i MiEV』を公開した。今後は、11月に電力会社との先行共同開発をスタート。2007年秋にフリートモニター実証実験を開始して、さまざまな走行条件下でのデータ収集を行う。
市販については時期、価格とも未定ということだが、量産をある程度意識した仕様であることから、モニタリングによってある程度市場性があると判断されれば、法人や官公庁だけでなく、カーシェアリング向け、一般ユーザー向けに販売される可能性が高い。
価格についてはライバルである富士重工(スバル)が同じ軽規格電気自動車で「200万円以下」を標榜していることから、i MiEVも同水準となるものと予想される。