フェラーリの輸入元のコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド、一瀬和久営業本部長は『599』について「ここ20年間の12気筒のフェラーリでは、最も人気の高いクルマ」と評価した。
一瀬本部長によれば、599の正式な受注はこの日本発表の後から開始するため、発表時点で正式な契約件数はゼロ。ウェイティングリストに名前を連ねている状態だけであるが、現在のところ2007年分についてもすべて売り切れる見込み。そのため「すごい人気」と判断できるという。
また、納期については契約の早いユーザーから順に納めていく。理想的な納期は18カ月ほどとしているが、供給が追いつかず現在のコーンズではそれ以上の時間がかかっている。納期についてはフェラーリ側も努力しているが、なかなか需要に追いつかないという。