「ここへ来て、チームも機能するようになってきた」と、スーパーアグリを率いる鈴木亜久里代表は3日、日本GP直前の記者会見で語った。
苦難を承知の旅立ちだった。しかし、「今年エントリーできて良かった。ちょっと遅れていたら、08年の枠には入れなかったと思うからね。鈴鹿では、できることを全てやって、キチッとレースしたい」と、前戦・中国GPでの好感触を得て、前向きに話す亜久里代表。
しかし、まだまだ厳しい現実もある。「メルセデスやBMWとかってメーカーが並んでるところに、オレだけプライベーターでしょ。ジェット戦闘機に竹ヤリで挑んでるような感じだった。今は、零戦くらいまでは来たね。でも、(ポイント獲得は)そんなに甘くないよね」