国交省がリコール分析---566万3000台

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国土交通省は28日、05年度におけるリコール(回収、無償修理)届出内容の分析結果をまとめた。これによるとリコール届出件数は309件(前年度は438件)、対象台数は566万3000台(同756万6000台)で、ともに過去最高となった前年度に次ぐ水準となった。

三菱ふそうからの過去の案件による影響が残ったほか、トヨタ自動車が1件の届出としては過去最高の127万台のリコールを行ったことなどが要因としている。 

国産車は227件(同331件)の540万7000台(同707万2000台)、輸入車は82件(同107件)の25万6000台(同49万3000台)となった。国産車では三菱ふそうからの過去の案件と新たな案件が57件あったほか、大型特殊自動車の届出も64件の高水準で推移した。

国産車の不具合発生原因は、設計に関わるものが202件(同265件)で全体の73%(同69%)を占め、次いで製造に関わるものが75件(同118件)。不具合の初報からリコール届出までの期間は平均24.5カ月(同33.3カ月)だった。

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