自工会の張会長「自動車税は軽自動車を基準に」

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自工会の張会長「自動車税は軽自動車を基準に」
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日本自動車工業会の張富士夫会長は21日、定例の記者会見を行い、その席上、自動車に係わる税金問題について「軽自動車を基準にして見直して」と語った。

「各国の自動車税を比較してみると、登録車はたいへん高い税金になっている。日本の自動車税を見直すときは、軽自動車を基準にして見直してもらうのがいい」

張会長によると、1800cc、車体重量1.5トン未満、車両価格180万円のクルマの税金を海外と比較した場合、ドイツ18万5000円、イギリス33万4000円、フランス3万1000円、米国4万2000円、これに対して日本は72万4000円。海外ではこのほかに付加価値税がプラスされるが、それにしても日本は高すぎるという。

一方、軽自動車の税金は15万1000円で、諸外国と比べて、ちょうどいいというわけだ。張会長の意見に賛成する人は多いに違いない。

《山田清志》

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