「2006東京おもちゃショー」が13日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。今年は国内138社、海外28社の計166社の企業・団体が出展し、3万5000点を超えるおもちゃが展示されている。テレビでおなじみのキャラクターグッズや、これから発売されるおもちゃが至るところで見ることができる。
日本の玩具・ゲーム市場は1兆1940億円(2005年度)で、そのうち玩具市場は6975億円(前年度比98.3%)。少子化や消費者嗜好の多様化などの影響で、既存の小売業や従来型の商品だけを扱っている企業は前年度より売り上げを落としたところも少なくなかった。そのせいか、今回の展示会では大人も楽しめるおもちゃが数多く展示されていた。
初日は商談見本市ということで、業界関係者が中心であったが、入場するために長蛇の列ができていた。来場者は暑い中、我慢して並んでいた。しかし、午後にはその列も短くなり、比較的にスムーズに入場できるようになった。どうも原因は受付の窓口が少なかったことにあるようだ。
同ショーは16日まで開催され、一般公開は15日と16日。入場は無料。土日に予定のないお父さん、子供を連れて訪れてみてはいかがだろうか。喜ばれることは間違いない。もしかしたら、展示されているおもちゃを見て子供以上にお父さんが喜ぶかも。主催は日本玩具協会。