ポルシェ今期業績、生産台数、売上高、利益が過去最高の見通し

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ポルシェ今期業績、生産台数、売上高、利益が過去最高の見通し
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ポルシェAGは、2006年7月期の業績が過去最高となる見込み。

今期の期初から10カ月間で、ポルシェの生産台数、販売台数、売上高は前年実績を上回っており、2005年8月から2006年5月までの期間に、ポルシェグループの連結売上高は前年同期比15.3%増の59億6000万ユーロに達し、さらに営業利益も伸びている。

10カ月間のグループ全体の販売台数は14.2%増の7万9564台と好調だ。

5月末時点で『911』モデルレンジの販売台数は、同21.4%増の2万7896台で、『ボクスター』モデルレンジが同87.8%増の2万846台だった、この中にミッドシップのニューモデル、『ケイマンS』の1万0883台が含まれている。さらに5月に生産が終了したハイパフォーマンススポーツカー、『カレラGT』も353台を販売した。ただ、『カイエン』は2万8469台で、同16.3%減だった。

生産台数も期初来10カ月間で同16.8%増の8万5160台と好調だ。

2006年7月期の通期では、ポルシェは販売台数、売上高、利益の面で過去最高を達成する見込み。販売台数は9万台を超える見込みで、売上高も新記録を更新する見通しだ。

また、2007年7月期には、今夏から世界市場に相次いで投入されるニュー『911 GT3』とケイマンとのベーシックバージョンにより、業績はさらに伸びる見通し。

《レスポンス編集部》

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