ランドローバーでは、アメリカ国内で売れ行き不振の『フリーランダー』に代わるモデルとして、来年早々にもハイブリッド『LR2』をリリースする(欧州では『フリーランダー2』)。
このハイブリッドとはパワーソースのことではなく、セダンとSUVのハイブリッド、という意味だという。一般にはCUV、クロスオーバーと呼ばれるカテゴリーだが、LR2がハイブリッドなのはなぜか? インテリアのコンフォート、アメニティ、そしてエクステリア、すべてがファミリーセダンをイメージさせるものだから、なのだそうだ。
しかしやはりランドローバーのクルマだけに、オフロード走行性能は充実、オフロード専用のスポーツモードも用意されている。
エンジンは3.2リットル直列6で、0-100km/hを8.9秒で達成するパワフルなもの。カーゴスペースには1670リットルが用意され、マルチファンクションカーとして充分な機能を果たす。
エクステリアデザインは『LR3』や『レンジローバースポーツ』との共通性を持ち、ランドローバーと一目で分かる仕上げになっている。
コンパクトSUVセグメントでの最新の挑戦者、と呼ばれるLR2、市場ではどう評価されるのだろうか。