富士重工業は、2005年から施行された自動車リサイクル法に基づいて2005年度の再資源化などの実績を公表した。
それによると、シュレッダーダスト(ASR)は、14万8090台から2万1194トンを回収し、このうち1万4839トンを再資源化した。再資源化率は70.0%で、法定基準の70%をぎりぎりで達成した。
また、エアバッグ類は1万6169台から、2万5471個を引き取り、3318kgをリサイクル施設に投入して3103kgを再資源化した。再資源化率は93.5%で、法定基準の85%を達成した。
フロン類は10万7620台から3万4102kgを引き取り、適正処理を行ったとしている。
再資源化などに要した費用総額は10億7822万7224円で、資金管理法人からの払い渡しを受けた預託金は総額10億3595万4181円で、全体収支は4227万304円の赤字だった。