トヨタ自動車と第一汽車集団公司の合弁会社の四川一汽トヨタ自動車有限会社は、『ランドクルーザープラド』の一部の現地生産を開始した。四川トヨタの成都市の工場の生産能力を、従来の年産1万台から1万3000台に増強した。
今回新たに現地生産するモデルは、ランドクルーザープラド「VX」(4000cc)で、これまでは日本から中国に輸出していた。成都市の工場で生産している「GX」(4000cc)の上級モデルだ。ランドクルーザープラドVXは12日、ラインオフし、同日から中国全土の一汽トヨタ自動車販売有限会社の認定販売店約220店で受注を開始した。
ランドクルーザープラドVXの販売価格は55万8000元(約787万円)。
今回の能力増強により、現時点でのトヨタの中国における車両生産能力は年間34万3000台となる。