ホンダは、2010年に世界販売目標台数を二輪車1800万台以上、四輪車450万台以上、汎用製品700万台以上に設定した。
四輪車では、国内は埼玉県に新工場を建設し、北米では、完成車、エンジン工場を相次いで建設する。インドの工場で、生産能力を倍増する計画も3年前倒しするほか、中国やブラジルでも生産能力を増強する。これによって四輪車の世界販売台数を450万台以上に引き上げる計画だ。
二輪車では、インドのヒーローホンダで既存ラインを増強するとともに、新工場も建設中で、インドの二輪車の生産能力は現在の430万台から2007年には520万台になる見通し。
また、フィリピンやパキスタンの二輪車工場の生産能力の増強も予定しており、アジアでの二輪車の生産能力は2004年の800万台から2007年には1400万台に増える。2010年には全世界での二輪車生産台数は1800万台以上になる見通しだ。