スズキは28日、2006年3月期決算と07年3月期の業績予想を発表した。
06年3月期は軽自動車に加え『スイフト』など小型車も好調に推移、世界販売は前期比9.3%増の206万台と初めて200万台を突破した。
連結営業利益は、設備投資の拡大など圧迫要因があったものの、原価低減や円安効果で5.9%増の1139億円と、4期連続で過去最高となった。純利益は9.0%増の659億円だった。
今期は、4輪車の世界販売を7%増の221万台と計画。売上高は1.9%増の2兆8000億円、営業利益は1.0%増の1150億円と小幅増益を予想している。為替レートは1ドル=112円を前提に、営業収支段階で210億円の悪化要因を織り込んだ。