ホンダは、クルマが排出するCO2を低減するため、エコドライブ(省エネ運転)普及を促進するリーフレット『エコドライブのコツ』を発行したと発表した。
同社の基準であるグリーンディーラーの認定を受けている全国約2400店のホンダ系販売店に配備し、顧客へ説明を通じて運転方法の改善を促す。
リーフレットは、地球温暖化防止のための京都議定書目標達成へ向けたプロジェクト「チーム・マイナス6%」に賛同し、作成したもの。親しみやすいイラストを多用し、燃費の良いクルマ選び、走行前のチェック、燃費走行のテクニックなど、エコドライブの大切さを訴え、気軽にエコドライブにチャレンジしてもらえることを目指して作成した。
同社はこれまで製品の燃費性能を改善すると同時に、エコドライブを支援するため、「燃費表示計」や燃費走行中に点灯する「ECOランプ」の装着を進めてきた。現在、約8割の機種に装着されており、ドライバーがエコドライブを行なっているかどうか、目で確認しながら運転できる。
今後はハードだけでなく、ソフト領域でも、エコドライブ普及促進に向けた啓蒙活動に力を入れていく方針だ。