14日に初の3日間テストを無事バルセロナで終えたスーパーアグリ。トラブルのために井出有治が走りこむことは出来なかったが、チームは「SA05」への理解を深め、ヨーロッパラウンドへの自信を得たようだ。
「バルセロナでの時間は有意義だった。いくつかのトラブルに遭遇はしたが、SA05でちゃんとしたテストプログラムをやっと実施することが出来たよ。マシンへの理解度も高まったことはとってもポジティブ」と佐藤琢磨。
「残念ながら主にハイドロ系のトラブルで、2日目と3日目の走りがカットされてしまったけど。ブリヂストンとの重要なテストも木曜日から金曜日に延期しなければならなかったし、今後数戦用のタイヤ開発を完了することができなかった。プラスとマイナスが混在したテスト内容だったけれど、SA05をよりよく理解できたことは嬉しいよ」とテストを振り返った。