北米市場で頭打ち状態のミニバンに替わり、需要が伸びてきているが3列シートのSUV。マツダがニューヨークモーターショーで発表した『CX-9』もこのセグメントだ。
プラットフォームは『アテンザ』から採用されている「CD」プラットフォームを発展させたもので、エンジン部以外はどちらかといえば『MPV』に近い。ホイールベース2875mm、全長5071mm、全幅1936mm、全高1729mmのサイズは、全高を除き先代MPVより一回り以上大きく、現存するマツダラインナップでは最大となる。
フロントに横向きに搭載されるエンジンはフォード製3.5リットルV6。これにマニュアルモード付6ATの組み合わせ、『CX-7』同様にFFと「マツダ・アクティブトルクコントロールカップリング4WDシステム」がチョイスできる。