意見の相違により停職と発表されていたトヨタのテクニカル・ディレクター・シャシーのマイク・ガスコインがチームを離脱することが正式に発表された。
契約上は2006年10月いっぱいまで雇用関係が継続するものの、事実上は即座に関係を解消することでお互いの了承が得られた模様。
「一つの時代が終わったことにはなるが、ここ2年でトヨタが飛躍的な進歩を遂げたことは誰も疑うことがないはずだ。仕事上の関係も分岐点に到達し、友好的に道を分つ時だと判断した。イギリスに戻り家族ともっと時間を過ごしたい。チームの全員には心から感謝しているし、彼らの今後の成功を祈っている」とコメントを発表したガスコイン。
冨田務チェアマンもガスコインの貢献に対し感謝のコメントを送っている。