ホンダは、ビッグスクーターの『フォルツァ』シリーズをモデルチェンジして発表した。「フォルツァZ」は3月27日、「フォルツァX」と「フォルツァZ ABS」は5月22日から発売する。
今回のモデルチェンジでは、従来モデルの基本デザインと基本性能は継承しながら、「快適パッケージングと快適ファンライドの進化」をキーワードとして開発した。
デザインは、フロント部分のメーターバイザーとガーニッシュ、ヘッドライトの形状を変更した。カウルの面積を減少させることにより、スポーティーなフロントビューとした。また、リアカウルにビルトインされた左右テールランプユニットをクリアレンズに変更し、内部のストップランプとウインカーランプのデザインも丸型に変更するとともにLED(片側9個のLED)を採用した。
フォルツァZとフォルツァZ ABSに搭載のホンダSマチックは、6速のマニュアルシフトモードを7速に変更した。新たにキックダウン機構と、二輪製品としては世界初のオートシフトモードを採用することで、走行条件に応じた繊細で最適な走行フィーリングを可能としている。
カラーリングは、フォルツァXにピュアブラックとパールミルキーホワイトの2色を設定、フォルツァZにはピュアブラックとパールミルキーホワイトに加え、限定車フォルツァ Z スペシャルで好評なウイニングレッドとデジタルシルバーメタリックの4色を設定した。フォルツァZ ABSは、ピュアブラックとデジタルシルバーメタリックの2色を設定した。
価格はXが60万9000円、Zが64万円、Z ABSが70万3500円。