ボルボのヨハンソンCEO、連携して中国ビジネスの発展を

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ボルボのレイフ・ヨハンソンCEOは21日、日産ディーゼル工業の株式取得に関する記者会見で、今回の狙いについて次のように語った。

「日産ディーゼルは過去数年間で大幅な改革を実施し、今日ではアジアのトップトラックメーカーの1社である。日産ディーゼルとボルボグループの製品や地理的事業範囲は補完的関係にあり、今回の株式取得により、生産、販売、アフターマーケット分野で協力していく可能性が広がった」

ボルボは売上高300億ドル超を誇るスウェーデン最大の企業で、大型トラックでは世界第2位。特に欧米では市場シェアも高く、20−25%を占めている。しかし、成長著しい中国などアジア地域では出遅れており、何か手を打つ必要に迫られていた。今回、日産ディーゼル株取得によって、その手薄だったアジア地域をカバーできるようになったわけだ。

「日産自動車はトラックという分野において中国に資産(東風汽車)を持っている。今後、日産自動車、日産ディーゼル、そして東風汽車とともに、中国市場で商用車事業の発展について検討していきたい」とヨハンソンCEOは語った。

《山田清志》

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