セルフ式スタンドで代金踏み倒し、従業員重傷

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12日未明、兵庫県神戸市長田区内のセルフ式ガソリンスタンドで、若い男が給油代金を払わずに逃走。これを制止しようとした従業員が約100mに渡ってこのクマに引きずられ、重傷を負う事件が起きた。

兵庫県警・長田署によると、事件が起きたのは12日の午前3時20分ごろ。神戸市長田区浪松町5丁目付近にある後払いセルフ式のガソリンスタンドで、ハイオク約70リットル(1万円相当)を給油したクルマが代金を支払わず、そのまま逃走しようとしているのを48歳の男性従業員が発見した。

男性はクルマにしがみついてこれを制止しようとしたが、そのまま発進。クルマは男性を振り落とそうと蛇行しながら走り、男性は約100mに渡って引きずられた。男性は転倒した際に胸を強打。肋骨数本を折る重傷を負っている。

このガソリンスタンドは給油した後にレジで代金を払う仕組みだが、給油作業を行っていたのは助手席に乗っていた若い男で、当初から代金踏み倒しの意思があったとみられる。警察では防犯カメラの映像を分析してナンバーの特定を急ぐとともに、強盗致傷容疑で逃げた男の行方を追っている。

《石田真一》

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