経済産業省の「水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)」は6日に東京ビッグサイトでセミナーを開催し、エネルギー統合効率の試算結果などを公表した。
エネルギー統合効率は「Well to Wheel(井戸から車輪)」と呼ばれ、例えばガソリン車なら、原油の採掘から精製、運搬にかかるエネルギー消費を含めて利用効率を計算するもの。この結果、1km走るのに最も1次エネルギー投入量(MJ/km)が少ないのは電気自動車、2010年頃のFCV、ディーゼルハイブリッド車の順番だった。
これはあくまでも日本の場合で、例えば発電効率が悪い途上国などでは、電気自動車の総合効率は悪化する。