カナダの燃料電池大手バラード社は、バンホールにバス用燃料電池を供給することで契約したと、12月5日付けで発表した。
バンホール(Van Hool)は、ベルギーが本拠のバス・車体・産業用車両の独立系メーカーで、バラード製燃料電池を搭載したバスを、ヨーロッパの公共交通機関向けに2014年に27台製造すると、している。
バラードのバス用燃料電池は、ロンドンとアムステルダムで運行されている燃料電池バスの97パーセント以上のシェアを占めている。
このたびバンホールに供給されるバラードの燃料電池は、従来のHD6と呼ばれる燃料電池セルを改良したHD7と呼ばれるタイプで、一層耐久性が向上し、コスト削減が可能だ、としている。