JDパワーアジア・パシフィックは22日、2005年のインド初期品質調査の結果を発表した。今回から調査セグメントを5分類に細分化、スズキの現地合弁会社ブランド「マルチ」が2セグメントでトップになった。
初期品質調査は、新車購入時から2−6カ月を経過したユーザーから不具合指摘件数を車種ごとに指数化したもの。マルチはコンパクトカーで『アルト』がトップとなったのをはじめ上位3モデルを独占した。エントリーミッドサイズでも『エスティーム』が1位だった。
このほかミッドサイズはホンダの『シティ』、プレミアムミッドサイズはシュコダの『オクタビア』、新たに分類されたユーティリティー・ビークルではトヨタ自動車の『イノーバ』がトップになった。
調査は05年7月から9月にかけて面接で実施、05年1月から7月に新車を購入した4500人余りから回答を得た。12ブランド35モデルが対象に含まれる。