【三菱 i 発表】静粛性はコンパクトカーと互角以上

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【三菱 i 発表】静粛性はコンパクトカーと互角以上
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リッターカー以上の小型車ユーザーの取り込みも狙っているという三菱『i』(アイ。1月24日発表)。そのため、乗り心地や静粛性といった快適性を左右する部分については、特に入念な設計がなされている。

静粛性についてはエンジン本体、プーリーやベルトなどメカニズム部から発生するノイズの削減、エンジンや変速機のマウント部の剛性アップ、遮音材の適切配置などによって、室内へのエンジン音の侵入を徹底的に減少させた。

エンジンノイズ以外も、サスペンション取り付け部の剛性確保やブッシュ類のチューニングによりロードノイズを抑制、さらにボンネット下側とキャビンの床下にフルフラットアンダーカバーを装着して床下からの風切り音も減らしている。

三菱の社内テストによれば、室内騒音は競合モデルに想定した他社の軽モデルに対して2−4dB優れており、コンパクトカーと互角以上の数値を記録しているという。また、「軽自動車が苦手とする高速巡航時でも、室内は普通に会話ができるほど」(三菱関係者)とのことだ。

なお、エンジンが後席後方にあるために後席では騒音が大きいように思われるが、実際にはFFモデルに対してアドバンテージが大きいのは、むしろ後席であるという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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