【ジュネーブモーターショー06】フィアットとMSの協同開発車載情報システム

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フィアットは、28日から開幕するジュネーブモーターショーにおいて、マイクロソフトの車載OSであるWindows Mobile for Automotiveをベースにした車載情報システム“Blue & Me”を公開すると発表した。

これは、フィアットとマイクロソフトが2004年7月に提携して以来、初めて発表される車載情報システムで、2006年に発売されるフィアット『グランデプント』や、アルファロメオの『159』、『159 スポーツワゴン』、『ブレラ』、『スパイダー』などに搭載される。また旧モデルにも順次搭載される予定。

Blue & Meは、マイクロソフトの車載OSであるWindows Mobile for Automotiveをベースに用いており、ハンズフリー電話やカーオーディオの操作が行える。また、携帯電話、パームPC、MP3プレイヤーなどをブルトゥース通信機能やUSBケーブルなどを介して操作することもできる。

携帯電話をハンズフリーで使用する場合には、あらかじめ音声を登録しなくても音声認識が可能で、受信したテキストメッセージを読み上げる機能もある。

さらに、将来のアップデートにより、インタラクティブ・カーナビゲーション・システムや、道路や住所などの情報のダウンロードサービス、盗難時に衛星を使ってクルマのある場所を追尾するシステムなども追加されるという。

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