架装メーカー大手のパブコは3日、新規登録検査で、不正に車検を取得していた問題で、社内調査の結果と改善策を報告書にまとめ、国土交通大臣に提出した。
報告書によると、不正架装で車検を取得していた車両の数は、86年度から04年度までで合計1万351台にのぼった。今後、同社は、保安規準に触れる可能性がある車両について改善措置を急ぐとともに、再発防止に努めるとしている。
同社の社内調査では、保安規準に抵触する恐れのある車両が、86年度から04年度に製造された車両のうち2万0242台あり、このうちの1万0351台が、不正に車検を取得していた。