新型フォルクスワーゲン『ジェッタ』には2種類のエンジンが用意されている。ひとつは売れ筋になると思われる、150ps/20.4kgmを発揮する、『ゴルフ』の「GT」などと同じ直噴2.0リットルのNAエンジン。だが、注目は上級グレードの「2.0T」に搭載される直噴ターボエンジンだ。
このエンジンは「ゴルフGTI」に搭載されているものと同じタイプで、200ps/28.6kgmを発揮し、トランスミッションもGTIと同じ、パドルシフト付の「DSG」が組み合わされている。
そのパワートレインが移植された2.0Tの走りは、当然スポーティに仕上げられている。この直噴ターボエンジンは1800回転から最大トルクを発生し、低速域から力強い加速を提供してくれる。