国土交通省道路局は、1月20日−1月26日のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、全国の1日当たりの利用率は57.7%と前週より0.6%増加した。
道路事業者別に見ると、首都高速が67.3%、中日本高速が60.7%、阪神高速が56.3%、本四高速が56.2%、東日本高速が55.4%、西日本が52.9%となっている。首都高は、2台中に3台がETCを利用していることになる。国土交通省等が目標としている利用率70%までもうすぐだ。
中日本高速や西日本高速、阪神高速がよこばいか微増なのに対して首都高と東日本が1.0%以上もの伸びを示した。ETCを普及させるのが、利用率増加につながるわけで、そのような施策が必要になってくるだろう。
その普及状況は、1月20日時点で21万8957台と、前月よりあまり数字は伸びていない。ボーナスによるETC取り付けが1月になって一段落したことが予想される。