【東京オートサロン06】ダッシュボードの上に載せて使えるお手軽ナビ

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根強い人気で売り上げも好調なポータブルナビに、新たなスタイルのナビが登場した。それは画面を3.5型に抑えてメディアにフラッシュメモリーを使った、価格も5万円を下回る手軽さを徹底追求したナビである。発売するのはカー用品・ドレスアップパーツで実績にあるオリヂナル工芸。

2月の発売を前に、13−15日に開催された東京オートサロンでその全貌を見ることができた。ラインナップは小型・軽量で取り付けが簡単な『マヨワンミニ』(BZN-100、4万9800円)と、バッテリーを内蔵した2電源方式の『マヨワンポータブル』(BZN-200、5万9800円)の2モデル。いずれもタッチパネル機能付き3.5型モニターを備え、目的地検索機能やルート案内機能までもサポートした本格的なカーナビとなっている。

目的地検索は、住所や駅名、登録地点、ジャンル別、周辺情報、最近検索地点の6種類から選択でき、選んだ場所はそのまま目的地として設定できる。目的地設定を終えた後のルート案内は車線ガイドを行ったり、交差点拡大図を表示し、さらには高速道路ではJCTやICなどを案内するハイウェイモードを2分割で表示する。探索条件も高速優先・有料回避・一般道優先から選べるなど、成りは小さいけれどもその内容は一般的なカーナビとほとんど変わらない。

また、このサイズでGPSアンテナを一体化したこと、さらにシガーソケットからの電源対応により、取り付けは非常に簡単だ。旅行などに持ち出すにもこのコンパクトなボディは大きな魅力を感じる。地図データはゼンリンから供給を受けている。

メディアには512MBのSDメモリーカードを使用。そのため、全国の地図を収録したとはいっても、電話番号検索用データは収録できていないし、住所検索にしてもほとんどが「丁目」ないし「番」「大字」レベルまでしか絞り込めない。これに対して、最近登場の携帯電話でのカーナビサービスは、サーバーからデータをダウンロードするので目的地検索は詳細に行える。

ただ、画面の大きさやカーナビとしての操作感は本機の方が明らかに上だ。今後、たとえば地上デジタル放送のワンセグへの対応や、必要に応じて詳細なデータのダウンロードなどに対応すれば、商品としてもっと魅力的になるはず。既に欧米ではこのスタイルのカーナビが完全に市民権を得ており、機能次第では日本でもヒットする可能性は十分にある。

《会田肇》

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