住友ゴム工業は、中国の住友橡膠(常熟)有限公司、住友橡膠(蘇州)有限公司がゼロエミッションを達成したと発表した。これで住友ゴムグループは、国内・海外のタイヤ全6工場でゼロエミッションを達成したことになる。
住友橡膠(常熟)は、2004年4月の工場操業開始から1年7カ月の短期間でゼロエミッション目標を達成した。
住友橡膠(蘇州)は、2005年2月からゼロエミッション活動を開始した。工場各部署からの代表メンバーで構成された環境管理委員会事務局が中心となり、工場一丸となって活動に取り組んだ。個人のゴミ箱を廃止し分別ゴミステーションを設けて分別回収によるリサイクル可能品の選別を徹底したほか、廃棄物処理業者の施設・処理プロセスを確認するとともに再生を拡大するなどして、ゼロエミッションを達成した。
当初の計画では2006年10月末の達成予定だったが、約1年前倒しで実現したとしている。