BMW AGの販売及びマーケティング担当のミヒャエル・ガナル取締役は9日、デトロイトモーターショーにて、MINI(ミニ)ラインナップの拡充を明らかにした。新型車はショーで発表されたデザインスタディの『コンセプト・デトロイト』をベースに製作される。
コンセプト・デトロイトはかつてMiniに設定されていた「トラベラー」(ワゴン)ボディの再来。昨年のフランクフルトモーターショーで『コンセプト・フランクフルト』として最初に発表され、続く東京モーターショーでは『コンセプト・トウキョウ』に発展、各地で好評を得てきたという。
BMWによるとMINI追加モデルは、自身の嗜好を理解し、かつ外向的な顧客をターゲットとし、インテリアスペースを拡大して機能性を向上させたものになる。ただし市販化にあたってどの程度コンセプトカーのアイデアを採用するかは未定だ。
新型MINIの実現時期についてガナル取締役は、3年後を示唆した。