アウディ『A8』に搭載された「Adaptive Headlight」は、他の2車(レクサス『GS』、日産『フーガ』)が採用しているAFSとは基本的な機能が違う。この機能は「ハイビームおよびロービーム用のヘッドライトの間に外側を向いているインジケータービームを装備」して対応しているもので、交差点でウィンカーが長い時間作動したとき、あるいはワインディングロードでステアリングを切った際に自動的に動作するというもの。考え方としては、一昔前にあったコーナリングランプに近いものだが、これから向かおうとする方向を明るく照らし出すのでその実用性ははるかに高い。ただ、照射角は一定であり、その角度でライトがON/OFFされるだけと、AFSに比べると機能面での目新しさはない。また、市街地での走行でこの機能を感じることはほとんどなく、照明のない郊外路などでの使用に効果がありそうだった。
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