【マツダ ロードスター詳報】その2 ロードスターらしさを残したエンジン

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3代目となるマツダ『ロードスター』は、排気量を1.6&1.8リッターから2リッターに拡大した。もともと、ライトウェイトスポーツが身上のロードスターに、2リッターを搭載することで、ロードスターらしさが失われてしまうのではないかと思っていたが、実際に乗ってみてその心配が杞憂だったことがわかった。

新型ロードスターのエンジンを開発した、パワートレーン開発本部 藤冨哲男さんは「新しいロードスターのエンジンは、低中速のトルクは可変バルブタイミングを利用することで確保しながらも、高回転域は可変吸気システムを採用することで伸びやかな加速フィーリングを実現しています。したがってトップエンドでも最大トルクの95%を発生できる、フラットトルクのエンジンを作ることができました」

「そして排気量を拡大しても軽快なフィーリングを損なわないように、1.8リットル並みの軽量フライホイールを採用しています。その結果、フラットトルクながらも、ダイレクトレスポンスのエンジンに仕上がっています」と語る。

藤冨さんのいうように、新型ロードスターのエンジンレスポンスは、排気量を拡大しても回転が重くなったようには感じない。それどころか、よりシャープになったような気がする。アクセルを踏み込み、高回転まで回したときの伸びのよさはロードスターらしさが上手く表現されている。

さらに、低速トルクが太くなっているので、街なかでも非常に扱いやすくなっている。新しくなったロードスターのエンジンは、フレキシブルな扱いやすさを手に入れたうえに、高回転まで回したときのフィーリングは、今までのロードスターで培われてきた伸びのよさを兼ね備えている。(つづく)

《岡島裕二》

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