気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年11月7日付
●入場者151万人、目標上回り閉幕、東京モーターショー(読売・9面)
●仏暴動、車1295台、対応誤ればテロも(産経・7面)
●トヨタなど出資 海陽中の説明会250人参加(産経・29面)
●富士重、初の人員削減、今期700人、経費50億円圧縮(日経・1面)
ひとくちコメント
千葉市の幕張メッセで開かれていた第39回東京モーターショーが閉幕。きょうの読売などが小さく取り上げているが、速報の通り10月21日の特別招待日以降の入場者数は151万2100人で、当初目標の150万人を突破した。
それにもかかわらず、1日の来場者が15万人を超えたのは11月3日の祝日のみ。週末の混雑緩和を狙って土、日曜日を3回に増やし日程を過去最長の17日間としたことが奏功したといえる。期間中、筆者も連日会場を取材したが、『GT-R』と『ピボ』の日産ブースなど、ごく一部を除くと、慢性的な驚くほどの黒山の人だかりはみられなかった。
“想定外”といえば、地元の千葉マリンスタジアムでの日本シリーズの開幕戦と一般開会日が重なって、海浜幕張駅は大混雑、地元商店街は優勝セールに沸いて嬉しい悲鳴が聞こえた。また、試合前に、阪神の金本選手らがお忍びでモーターショー会場を訪れたという情報も飛び交った。
社会面を賑わせたといえば、31歳のコンパニオンを盗撮した29歳の男性が逮捕されるなど、盗撮による逮捕者も例年並みで大きな事件もなかったようだ。