東京モーターショー期間中の土曜・祝祭日、国際会議場内で行われている「親子で学べるクリーンエネルギー車教室」が評判だ。朝日新聞と朝日小学生新聞の協力を得て、一般募集した小学生(高学年以上)をもつ親子を対象としており「キャンセルを心配していたが、参加率は90%以上」(担当者)という。
授業時間は40分ほどだが、いろいろな実験キットを使ってわかりやすく学べる。前半はガソリンで走るクルマが抱える大気汚染などの問題をお姉さん”先生”と楽しくお勉強。その後、テーブルごとにミニカーの燃料電池車などを走らせる実験を行ったりして、クリーンエネルギーに対する理解を深める。
質疑応答では「水素を製造するのに二酸化炭素は発生しないのか」「日本に燃料電池を製造しいる工場はどの位あるのか」「燃料電池車はガソリン車よりも速く走れないのか」など、ちびっ子からの質問もなかなか鋭い。